5. あなたの両親を敬い、助けましょう。

子どもの目から見ると、親とはときとして理解しにくいものです。

そこには世代の違いがあります。しかし、それが本当に壁になっているわけではありません。人は弱いとき、ごまかしや嘘(うそ)へと逃げ込みたいという誘惑(ゆうわく)にかられます。このことが壁をつくるのです。

子どもは両親との意見の食い違いをなくすことができます。少なくとも、どなり始める前に静かに話し合おうとすることはできます。子どもが素直で正直なら、その訴えは必ず両親に届きます。たいていの場合、両者はお互いに理解し合い、同意することができ、歩み寄ることができるのです。人とうまくやっていくのは、必ずしも簡単なことではありませんが、そうしようと努めるべきです。

親はほとんどいつも、子どものために最善だと信じていることをやろうという、非常に強い願いから行動しています。これを見過ごしてはいけません。

子どもは育ててもらったことに対して、両親からの恩を受けています。もちろん、親がそうしていたらの話ですが。親の中には、かたくなに人の世話になることを嫌い、子どもが恩を返そうとするのを受け入れない人もいます。それでも、若い世代が両親の世話をする番が、たいていはめぐってくるものです。

何があったとしても、その人たちがあなたにとって唯一の親であるということを忘れてはなりません。したがって、どんなことがあろうと人は両親を敬い、そして助けるべきなのです。

しあわせへの道には、
自分の両親や育ててくれた人びとと
良い関係でいることが含まれています。

 

  1. 敬う: 尊敬する気持ちをあらわすこと。敬意と礼儀をもって接すること。
  2. 歩み寄る: ふたりの人、またはグループのそれぞれの側がある点ではゆずり合い、ほかの点では主張を保つことで、合意にたどりつき、お互いに違う部分について理解し合うこと。

—————————————————————————————————————
Ⓒ2007年 L. Ron Hubbard Library 全著作権登録済み